プラスティック誤飲の対処法
赤ちゃんは何でも口へと運んでしまいます。そのため、誤飲事故は大変起きやすく危険です。運動機能が発達するにしたがって赤ちゃんの誤飲の危険度は増していきます。
赤ちゃんが口の中に入れて誤飲してしまう可能性のある大きさのものは、トイレットペーパーの芯の穴を通る大きさだと言われています。飲み込んでしまいそうな大きさのものは初めから与えないようにしておくことも大切ですが、万が一プラスティックを誤飲をしてしまった場合の対処法をご紹介します。
形状別の対処法
・小さなプラスティック誤飲後に痛みや苦しむ様子がなければ、消化されずに便と一緒に出てきますので、特別心配する必要はありません。赤ちゃんの様子を見ていて変化がないようであれば引き続き様子をを見る程度で大丈夫です。
・先の尖った破片体内を傷つけてしまう可能性があります。無理に吐き出させずに様子を見てください。誤飲後に便と一緒に出てこない場合は体内に留まって内臓などを傷めてしまう場合があるので医療機関を受診してください。
・大きなプラスティック喉や気管を詰まらせる危険性があります。すぐに吐き出させてください。飲み込んでしまった場合には医療機関を受診してください。受診するときには、状況や誤飲したものの大きさや形状を医師に伝えてください。
異物の吐き出させ方
- 赤ちゃんをうつ伏せの状態で頭を下向きにして抱えます。
- 背中を叩いて誤飲したものを出させます。
誤飲したものが出てこない場合は、早急に救急車(119番)を呼んで医療機関を受診してください。救急車を要請後も異物を取る努力をしてください。
また、注意したいことですが、赤ちゃんの口の中に手を入れて取り出すことは困難です。異物を取り出そう手を入れると、かえって異物が奥の方へ入ってしまう危険性があることを覚えておいてください。絶対にやめましょう。
参考
2016/09/01 更新
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